カナダ留学やワーホリを考えている人にとって、住まい探しは大きなテーマ。家賃や立地だけでなく、ルームメイトとの関係や環境も生活の質を大きく左右します。私は2022年に渡航してから3年間で3回引っ越しを経験しました。
この記事では、その中で感じた「いい家を見つけるコツ」と「人との関わりを通して学んだこと」をまとめます。
カナダで良い家を見つけるコツ
- Facebook Marketplace:実際にここで良い家を見つけました。更新が早く、写真付きで雰囲気が分かりやすいです。
- JP Canada掲示板:日本語で安心。ただし人気物件はすぐ埋まるので、気になる部屋はすぐ連絡を。
- X(旧Twitter):意外と「ルームメイト募集」投稿が多く、リアルタイム性が高い。#VancouverRoommate などのタグで探せます。
見学のときは、①家の清潔さ、②住人同士の雰囲気、③収納スペースの広さを必ず確認。焦って契約すると後で後悔することもあるので、直感的に「ここなら落ち着けそう」と思えるかが大切です。
快適なルームシェア生活のために意識していたこと
毎日帰る場所だからこそ、安心して過ごせる空間であることが一番大切。人との関係を大切にすると、自然とお家も心地よい場所になります。
- 共有スペースは常に清潔に保つ(食器は使ったら洗う、掃除やゴミ出しのルールを守るなど)
- ルームメイトやホストファミリーへの感謝を忘れず、「ありがとう」をしっかり伝える
- お互いの生活リズムを尊重し、プライベートと共有のバランスを大切に
ここからは、私が実際に経験した3年間・3つの住まいについて紹介します。環境も人も違うけれど、どの家にも学びがありました。
私のカナダ生活3年間の住まい遍歴


① 2022年5月〜7月:最高のホームステイ生活
カナダに到着して最初の3ヶ月は、フィリピン人のホストマザーとファザーの家庭でホームステイをしました。契約は食事2食付きでしたが、実際は毎回3食きちんと用意してくれ、お菓子や飲み物まで分けてくれる本当に優しい家庭でした。
| 期間 | 2022年5月〜7月 |
|---|---|
| 形態 | ホームステイ(フィリピン人ホストファミリー、多国籍ルームメイト) |
| 家賃 | 2食付き契約(実際は3食+お菓子・飲み物付き) |
| 立地 | バーナビー寄りのイーストヘイスティング付近 |
初日、ルームメイトたちが近所のショッパーズに連れて行ってくれて、コンパスカードやシャンプー、ドライヤーなどの買い出しを手伝ってくれました。右も左も分からない異国で、誰かが一緒にいてくれる安心感は大きく、今でも当時のルームメイトたちにはとっても感謝しています。
後から新しいルームメイトが来たときは、私が初日にしてもらったように「買い出し手伝おうか?」「学校への行き方教えようか?」と声をかけるようになりました。あのホームステイは、私にとって英語だけでなく人としての優しさを学んだ場所でした。
この家には日本人やフィリピン人、メキシコ人など多国籍のルームメイトがいて、誰もが英語で話すのが暗黙のルールでした。その理由は「みんなが会話に入れるように」。最初は会話のスピードについていけず大変でしたが、英語を使う環境に慣れるのを助けてくれました。おかげでリスニング力も会話力もぐっと伸びました。
② 2022年8月〜2023年6月:ホームステイからシェアハウスへ移行
ホームステイ期間のあと、事情があってそのまま同じ家に住み続けることにしました。形式上はシェアハウスのような形で、当時のホストマザー(今では大家さんのような存在)は変わらず親切で、時々食事を分けてくれたり、クリスマスプレゼントをくれたり。なんとお米も無料でくれていました。車でノースバンクーバーやコスコに連れて行ってくれることもありました。
| 期間 | 2022年8月〜2023年6月 |
|---|---|
| 形態 | ホームステイ後に同じ家でシェアハウスとして継続居住 |
| 家賃 | ホストマザーの好意で割安/光熱費込み |
| 立地 | 同上(イーストヘイスティング付近・Kootenay Loop近く) |
この家にはホームステイ時代を含めて合計1年以上住んでいて、家族のような安心感がありました。長く暮らす中で、家の掃除やキッチンの使い方など、共同生活でのマナーや責任感も自然と身につきました。


この時期を振り返ると、「誰と住むか」がいかに大切かを感じます。家そのものよりも、人との関係性で“暮らしの快適さ”が決まるのだということを改めて実感しました。
③ 2023年6月〜2024年12月:友人との二人暮らし
次は、カレッジの友人がFacebook Marketplaceで見つけた一軒家のベースメントで二人暮らしを始めました。家賃は合計$2100(1人$1050)で、光熱費やWifi込み。スカイトレインの29th Avenue駅から徒歩5分という好立地で、ダウンタウンまでも約20分でした。


| 期間 | 2023年6月〜2024年12月 |
|---|---|
| 形態 | 友人との二人暮らし(ベースメント・シェアハウス) |
| 家賃 | $2100(1人$1050)/Wifi・光熱費込み |
| 立地 | スカイトレイン29th Avenue駅徒歩5分/ダウンタウンまで約20分 |
家具付きではなく、自分たちで一からそろえる必要がありましたが、部屋はリノベーション済みでとてもきれい。大家さんも穏やかな方で、最初のうちは順調に暮らせていました。ただ途中で大家さんが家を売り出し、オーナーが変わることに。見学の日は「今日、内見があるから部屋きれいにしておいてね」と言われ、少し落ち着かない時期もありました。
結果的に新しい大家さんも優しい方々だったので良かったです。安心して住み続けられましたが、この経験で安定して住むためには契約内容をしっかり確認することの大切さを学びました。特に「家の売却予定」や「オーナー変更時の対応」などは、最初に聞いておくと安心です。
④ 2025年1月〜現在:偶然のご縁から見つけた理想のアパート
今住んでいる家は、まさに偶然のご縁から見つかりました。中古のPCスタンドを購入した日本人の方がちょうど引っ越すタイミングだったみたいで、私もちょうど引越し先を探していると伝えました。そこからトントン拍子に話が進み、今の家に住むことに。
| 期間 | 2025年1月〜現在 |
|---|---|
| 形態 | アパートメント(パートナーと同居) |
| 家賃 | $2000+駐車場・Wifi・保険・ハイドロ(光熱費)/ホットウォーター込み |
| 立地 | 職場から近く、ビルディングマネージャーの対応が迅速 |
職場にも近く、ビルディングマネージャーはとても丁寧で、何かあればすぐ対応してくれます。家賃は月$2000+駐車場代+Wifi+家の保険+ハイドロ(光熱費)、ホットウォーター込み。全部合算して分割して家賃を支払っています。パートナーと一緒に、穏やかで快適な日々を過ごしています。
カナダでは、こうした偶然の出会いから良いご縁につながることが多いと感じます。タイミングと人のつながりが、本当に生活を豊かにしてくれるんですよね。
まとめ:焦らず、自分に合った家を見つけよう
私はこの3年間で3回の引っ越しを経験しましたが、そのすべてに素敵な出会いがありました。どんな家にも、それぞれの学びとご縁があります。焦らず、自分が「安心して帰りたい」と思える場所を見つけることが一番。カナダでは、思いがけないチャンスが日常の中に転がっています。きっとあなたにも、そんな出会いが訪れます。

