カナダワーホリで英語の壁を越えてオフィスジョブを見つけた話

カナダワーホリで英語の壁を越えてオフィスジョブを見つけた話

カナダでのワーホリやコープ留学では、「仕事が全然見つからない」という壁にぶつかる人が少なくありません。特に最初の数ヶ月は、英語・文化・求人市場の違いに戸惑い、何をしても結果が出ない時期があります。この記事では、私が実際に8月中旬から11月中旬までの約3ヶ月間、全く仕事が見つからなかった時の経験をもとに、どのように行動し、どこで変化があったのかを紹介します。

どんどん少なくなっていく貯金を見るたびに、早く仕事を見つけなきゃという焦りに押しつぶされそうでした…。
しかし、結果としてカナダに残る理由の1つにもなった最高の職場に巡り合うことができました。
今回はその過程についてお話しします。

カナダでのワーホリが辛いと感じたときの経験談も、あわせて読んでみてください。

目次

5〜8月:語学学校と準備期間

働けない時期こそ、次のチャンスに備える準備期間。焦らず「自分を整える時間」に。

私は5月から9月後半まで語学学校に通っていました。語学学校中は学生ビザの関係で働けないため、この期間は英語に集中するしかない時期。英語力がまだ十分でない中で、将来のために準備を始めたのが8月半ばです。

この頃から、自分のキャリアの棚卸しをし、履歴書を整え、英語の面接に慣れるためにとにかく応募(アプライ)を開始。最初は練習のつもりで始めましたが、面接をしてもなかなか仕事を得ることができない現実に少しずつ焦りを感じるようになりました。

9月:面接が続くも結果が出ない日々

努力しても結果が出ないときこそ、自分を見つめ直すチャンス。

9月後半からはコープ(有給インターン付き専門学校のコース)の座学が始まり、日中は図書館で求人探し、夜は学校の生活に。電話面接や対面面接の機会はありましたが、やはりなかなか良い返事がもらえませんでした。

この時に応募していたのは、平日9時〜5時勤務のオフィスワーク中心。職種は問わず、自分の経歴が活かせそうな求人を片っ端から探しました。ただし、「可能性が低いところに時間を使わない」ことも意識していました。

日本では法人営業とSEMコンサルタントの経験があった私でしたが、当時の私は英語力がまだ乏しく、現地の大学生からも人気のあるマーケティング職は難しいと判断。勝てる見込みのない分野に時間を使うよりも、採用される可能性のある分野に集中する方が効率的だと考えていました。

バンクーバー中央図書館の外観
毎日朝から晩まで通い詰めたバンクーバー中央図書館。ウォーターサーバーもあり、夜遅くまで開いているので節約にも◎。

バンクーバー中央図書館の開館時間に合わせて朝から通い、夕方5時から始まる授業までひたすら求人サイト(Indeedなど)で応募を続ける毎日。1日に50〜100件ほど応募することもありました。返事がなくても、「今日も動いた」という事実だけを励みにしていました。

10月:戦略変更と小売店へのシフト

結果が出ないときは、方向転換も勇気のひとつ。

10月に入っても、なかなか良い結果が出ませんでした。焦りと不安が募る中で、戦略を大きく変更することにしました。これまでのオフィスワーク中心から、小売店や接客業など、英語で会話を磨ける環境にも応募を広げるようにしたのです。

印象的だったのは、石けんショップのLUSHの面接。2部構成で、1部では応募理由や好きな商品など一般的な質問、2部では実際に接客をするロールプレイがありました。LUSHの動物実験反対の姿勢やブランドが好きだったので、前半はうまく話せたものの、英語が原因でロールプレイはズタボロ。それでも、私が好きだと言った石けんや試供品をたくさんくれて、嬉しい気持ちで帰宅したことを覚えています。
「顧客を大切にする」とはこういうことなんだと、面接を通じて学んだ瞬間でした。

この時期は、面接を重ねたことで英語のスピーキング力が一気に伸びた時期でもあります。たくさん落ちたけれど、それ以上に得たものがありました。

面接後はこんなにいっぱいお土産をいただきました。ありがたい…一番大きい石鹸は、面接中に私が伝えたLUSHの一番のお気に入り石鹸でした。

11月:ようやく掴んだチャンス

行動し続けていたからこそ、タイミングが巡ってきた。

10月半ば、9月ごろに応募していた今の職場から突然電話があり、「面接に来てほしい」と言われました。面接を経て、11月半ばから働き始めることが決定。
やっと内定をもらえたときは本当に嬉しかったですが、実際に働き始めるまで1ヶ月あったため、「本当に採用されたのかな?」と不安で眠れない夜もありました。

でも今振り返ると、あの3ヶ月の地道な努力があったからこそ、今の職場と出会えたのだと思います。チャンスは一瞬で来るものではなく、日々の積み重ねの中で訪れるものだと感じました。

現在:オフィスジョブで働くということ

今では、いわゆるオフィスジョブでマーケティング職兼オールラウンダーとして働いています。最初はマーケティング職で雇われたわけではありませんでしたが、仕事を通じて少しずつ信頼を得ることができ、現在は展示会ブースの運営、Eコマースサイトの最適化、チラシやカタログのデザイン、ソーシャルメディア運用など、マーケティングや広報全般を担当しています。

展示会での仕事風景
展示会ではネットワーキングの機会が多く、学びの連続です。

あの頃は「どうせ英語ができない自分には無理」と思っていたオフィスワークですが、諦めずに努力を続けた結果、今では自分の経験やスキルを活かせる仕事に出会うことができました。道のりは遠回りでも、信念を持って動き続ければ必ずチャンスは来る。そのことを今、心から実感しています。

まとめ: 焦って結果を求めず、毎日少しずつ動くこと。その積み重ねがチャンスを引き寄せる――これが3ヶ月の経験から得た教訓です。

もし今、あなたが仕事探しで苦しんでいるなら、大丈夫。焦らなくていいし、自分を責めなくていいです。
私も、同じように何度も落ち込みながら、それでも毎日応募を続けてきました。
行動していれば、きっとどこかでチャンスが繋がります。今日も一歩ずつ前に進んでいきましょう。

この仕事を始めてしばらく経った後、一時期3つの仕事を掛け持ちしていた時もありました。ホスピタリティ系の仕事を探している方はよかったらそちらの記事も併せて読んでみてください。

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